Kindle Unlimitedで変わる(かもしれない)読書行動
Kindle Unlimited、加入して数日目ですがかなり有用に使用してます。色々と普段はあまり手に取らないような雑誌を読み散らかしたり、あとは漫画と仕事系の本を少々。
そんな中でふと自分の行動を省みて思ったのですが、やはり定額だと「本を読むことへの敷居が低くなっている。特に、普段手に取らない系のジャンル」って傾向が見て取れました。
対象タイトルであればあっという間に読めるようになるので、取りあえず利用してみてざっくりと眺めてみる。気に入れば精読してみる。気に入らなければ利用終了。ってサイクルが回しやすいです。元々自分が活字中毒の傾向が強いのもありますが。
上記のような感じなので、自分の視野を広げて行くのに、とても有用だなと感じています。流石に逐一買っているとお金が持たないですが、読み放題のおかげで新しい分野への心理的ハードルが凄く下がっている感じです。そんな中で掘り下げたいと思った分野なんかは、別途読み放題対象外で買って保持すれば良いわけですし。
なんて事をふと思ったりしました。でも、出版してる方はマネタイズ大変なのかもですね。。。大手出版社も加わってきてくれる流れになると利用者としては嬉しいのですが。
Kindle Unlimitedで個人的におすすめの漫画(江戸前の旬)
※2016/9/20追記
現在は対象の巻数がぐっと減って30数巻の模様です。また、一時期全巻対象外になったので今後も変動する可能性があります。
いやぁ、Kindle Unlimited始まりましたね。
噂が出てたぐらいから、KindleVoyageのストアに、たまにUnlimitedのウォーターマークが浮かぶのでいつ来るかと待ち受けていたのですが、案外早くやって来ました。
今朝発表されて数時間、対象タイトルを見回していましたが、この漫画が(全巻では無いにしろ、数十巻)対象になっていたので、加入を決定しました。
※全巻Unlimitedではないので要注意!現在は81巻までUnlimited対象の模様です。
昔、雑紙やコンビニ用コミックなんかでちょいちょい楽しく読んでいたのですが、いつのまにやら巻数がえらい事になってます。
端折って説明すると、「銀座の小さな寿司屋を舞台にした人情と成長の物語」って感じですが、寿司に関する蘊蓄も結構細かく書かれていて(食いしん坊的に)知識が増えて嬉しい漫画でもあります。ただ、読んでいるととても腹が減るわ寿司が食いたくなるわってなるので要注意メシテロ漫画でもあります(笑)。
こいつを月に4冊ぐらい読めば、金額的には元が取れる感じです!もし加入した方で、寿司と漫画が好きな方は一読されてはいかがでしょうか。
久しぶりの充電期間到来
1年ほど前に
こんな感じの記事を書きました。が結局挽回は出来ず、信を置いていた偉い人も居なくなってしまったので、離脱することになりました。というか、これを書いている時点でもう離脱し終わっているのですが。
各方面ご挨拶には行けません(行かせて貰えません)でしたが、今後のご活躍をお祈りしております。
しばらくは充電しつつ自分を鍛え直しますか、という感じで割とお気楽かつ前向きな精神状態で、今月は過ごそうと思っています。
取りあえず溜まった本をどんどん消化しつつ、アウトプットもどんどんやろうっと。
蓄積した経験のお返し
最近、割と社外の(自分より)若い人達と交流する機会がぼちぼちあるのですが、色々と苦しんでいる話を聞くと「あぁ、そういう所で躓いたり苦しんでたりするんだ。周りに教えてくれる人はいなかったのかな?」ってシチュエーションによく遭遇します。
まぁ、この業界は割と無茶な所も多くて「未経験者歓迎」って感じで入ってくる、それまであまりシステム開発に縁の無い人も結構な割合で飛び込んできていたりする所が、インターネット普及の少し前当たりから目立つようになりました。というかこういう釣り文句自体はもっと昔からかな。
それでも二十数年前ぐらい(まだパソコン通信世代の頃)は、それで飛び込んでくる人は縁故関連か、趣味でパソコンを触っている(=趣味でプログラム経験がある)人の方が多かった訳ですが、インターネット普及後には「プログラムって何?」って人も大分増えてきたように思います。そうなってくると昨今の人達の”上司”も経験が無いまま、なんとなく仕事をこなしている人の割合も増えてくるし、また企業にも余力がないせいか、指導(あえて教育とは言わない/言えない)をしてくれる人に恵まれる確率が格段に落ちているように見受けられます。
僕が就職(未経験者/趣味でプログラムを書いていた)した時は振り返ってみると、この上なく運が良く、孫請けまで派遣された先の上役というか担当にとても恵まれて、システム開発の1からを叩き込まれました。
プログラム自体は組めたのですが、上役に(今考えると簡単な)仕様を渡されて「それをどういった流れで書くか」「エラー処理はどうするのか」ってのを、紙上(A0方眼紙)で延々と書かされました。それがきっちり書けないと、そもそもコンピュータに触らせてすら貰えませんでした。
それが出来るようになってくると、ステップアップとして「このシステムの価値は」「このお客さんは何を求めているか」「これをもっと流用しやすくするにはどうするか」などなど、諸々指導されつつ案件をこなしていく毎日でした。ここでシステム屋としての根本的な考え方や行動、色々なメソッドを叩き込まれました。結構仕事はハードでしたが、幸せな数年間だったと思います。
とても数少ない僕が上司的な立場で関わった新人さんには、この期間の事を思い出して(当時よりは割とソフトに)教育をしてみましたが、概ね好評だったと感じています。その方々が今でも一緒に酒を呑んでくれるのは、密かなうれしさがあります(笑)。また順当に育って行き、今では色々と教えて貰う事も多くなりました。とてもありがたいことです。
そんな経験と冒頭に書いたような状況から、この業界に対して何らかお返し出来ればなぁと最近漠然と考えています。取りあえずは断片でもよいのでBlogなどに書き出して行きますかね。あとはどこかの組織で「よい文化」を作るお手伝いなど出来ると良いのですが。
P.S.最近見つけた以下の本、Tipsが色々とまとまっていてよいと思いました。これだけ幅広くTipsを集めてある本は(日本語版では)類書を見たことがないので貴重だと思います。
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
- 作者: 上田勲
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2016/03/23
- メディア: 単行本
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FUJIFILM X70 その後
いつの間にやらX70がうちに来てから数ヶ月経ちました。幸いにしてまだ所持しており(笑)、通勤時に良く持ち歩いております。
GRⅡとの使い分けに関しては以前のエントリーで書いたのからほぼ変わっていません。たまにポケットにねじ込んでるぐらいでしょうか。ただ、最近はGRⅡより持ち出し頻度が高くなっています。その理由は
1.見た目が気に入っている
うん、ミーハーな感じですね。僕はシルバーモデルなんですけど、このカメラカメラっぽい外観が特に気に入っていて、アクセサリーの一種的な感じで首からぶら下げてます。
2.タッチパネルでのAF便利
最近”ねこだんご”ってぬいぐるみを連れて、これをモチーフに写真をよく撮ってます。その際やはり「ぬいぐるみを突然取り出して写真を撮り始めるおっさん」は結構怪しい(笑)。ので、ある程度構図のあたりを付けておいて、ねこだんごを置くとすばやくタッチAFでパシャリと、そして何事も無かったように立ち去るって感じで撮る時に便利なんですね、これが。GRⅡだとフォーカスポイントずらすのに少々時間がかかるので。これがα7RⅡだとがっちりホールド出来るし、手ぶれ補正機能があるので、センターでAF合わせから構図ずらしてって感じでも大丈夫なんですが。
3.モノクロモードの撮って出し
純粋に、この場合の絵が気に入ってます。
主に上記2点を理由に最近は持ち出し頻度が上がっています。ただ、これから夏なので軽くて腰にぶらさげて歩きやすいGRⅡの頻度が上がってくるかもしれません。
まぁ、そんな感じで愛用しています。
iQOS はじめました
少し前から喫煙所でちょくちょく見かけるようになった怪しげなパイプ、なんだろうかと思ったらiQOSという代物らしい。そういえば大分前に友人に飲み屋で見せて貰った事を思い出す。話では有害物質が90%ぐらいカットされているらしいし、副流煙も無し。臭いも抑えられているらしい。煙じゃ無くて蒸気っぽい物を吸うことになるらしい。
現在本体セットの割引クーポンがあるらしいし、興味を持ったら試してみる主義なので近所のたばこ屋で聞いてみたら、入荷してもすぐ売れてしまうとの事。入荷曜日を聞いてから2週間たって、先週ようやく手に入れる事が出来た。ヒートスティックと呼ぶタバコの葉っぱは、お店でオススメされたレギュラーをチョイス。
早速吸ってみると、タバコっぽいけどなんか違う感じ。特に最初の頃は独特の香りに少々びっくりしつつ吸ってみていた。半箱吸い終わるぐらいでなんとなく慣れたし、二箱吸い終わるぐらいで気にならなくなった。しかし、色々違うのか禁煙している時と同じ様な”体から何かが抜けていく”感がある。これも五日ぐらいぐらいでなんとなく慣れてきたけど、一週間ちょい経過した今でもなんとなく波がまだくる。
タバコっぽさとか味には好みがあるのでなんともいえないけど、一旦慣れてしまうと火を付けるタバコは凄く焦げ臭く感じる(笑)。もうそっち側には戻れないな、と言った感じはある。
実際、服とか手にも臭いが付かなくなったし、飲み屋でとなりに誰かいても煙が流れていかないので、嫁様には大変好評である。あと嗅覚と味覚が敏感になったというか戻ってきた感があって、飯が美味くなった気がする。あと吸い殻が燃える心配が無い(笑)と割といい事ずくめ。
付属のホルダー兼チャージャーのバッテリーも、一日一箱は吸わない自分的には十分持ちが良く感じる。ただ、USB充電の時にある程度アンペアが出るUSB充電器かモバイルバッテリーじゃないと充電されない(iPhone用、1世代前のiPad用では充電されなかった)のはちとマイナスかも。まぁ付属していたのを持って歩けば十分だし、最近のモバイルバッテリーは2Aちょいは出るから実際問題にはならないけど、長めにお出かけする時は気をつけないとかも。
と、一週間ちょい経った現在では割と良いことずくめな気がする。頑張って買って良かった。あとはホルダーとスティックがどれぐらいの期間運用出来るかが気になる程度。
もし、臭いなんかで相方に文句言われている方はちと高いかもだけど一度試してみてはいかがでしょうか。
【書評】SOFT SKILLS
久々の書評というか本の紹介になります。
SOFT SKILLS(副題:ソフトウェア開発者の人生マニュアル)、気づいたら翻訳本が出ていました。
英語版は(Kindleで辞書引きながら)読了していたのですが、細かいニュアンスやどんな風に訳されているかという勉強も兼ねて購入。ざざっと流し読んでみましたが、訳文上々、まつもとゆきひろさんの解説おまけつきと言う事で、買って損が無い本です。
副題にある通り、ソフトウェア開発向けのソフトスキル(対人、キャリアの積み方、学習の仕方、お金についてなど)を、著者の実経験に基づいてまとめた本です。
1章ずつがコンパクト(数ページ)にまとまっているので読みやすく、かつ最後に「やってみよう」という形でその章のエッセンスをどう生かすかについてのまとめがついてるので、書いてある内容を実践してみやすくもなっているので、徐々に読み進める事も出来ます(が、時間と余裕があれば、引き込まれてかなりの章を読んでしまうでしょう)。
特にこの時期の新入社員または30歳前ぐらいの開発者の方は一度読んで貰いたいと思いますが、もちろんある程度年をとっていても「何か今までから脱出したい」といったもやもや感がある人も読んで損は無いです、むしろ得すると思います(笑)
色々ともやもやや悩みがある方は是非どうぞ。3000円ちょいの投資で、こんな知恵が手に入るなら安いもんです。
英語版も 割と平易な文章で書かれているので、両方揃えて(英語版は辞書ひくのが便利な電子書籍をオススメしますが)英語の教材にもなるかと思います。
Soft Skills: The Software Developer's Life Manual
- 作者: John Z. Sonmez,Scott Hanselman,Robert C. Martin
- 出版社/メーカー: Manning Pubns Co
- 発売日: 2014/12/29
- メディア: ペーパーバック
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