ボスによって仕事のあり方が変わる

半年ぐらい前に大幅な組織と人の入れ替えが発生し組織上の上司も所属部門も変わる、という体験を久しぶりにした。大企業に勤めていれば配置転換や人事異動などは結構な確率で遭遇するのだろうが、中小企業にしかほぼ勤めたことが無い自分にとっては珍しい体験だった。
 
最初は割と警戒しながら接していたが、割とすぐに馴染んだし、一緒に呑みに行った居酒屋で色々と話もしてくれた。思えば結構気を使ってくれていたんだろう。
 
結果、とても仕事がしやすくなって今に至っている。概ね、以下の様な点で。
 
・仕事をちゃんと任せてくれる
当たり前と思うかもだけど、以外と仕事をちゃんと任せてくれる上司は少ない。大きなお題目と大体の締めきりを「ぽい」と投げてくる感じで仕事を振ってくるので、以降は自分で細かい計画作りながら、適宜時間を取って貰ってレビューしてもらい確認や方向修正を行うって事を繰り返しながら、完成まで持って行くって流れ。追加の要件とか無ければその間特に能動的な口出しはほぼ無し。
 
・情報や雑談をしやすい
ボス部屋(というか仕事場の一角)にぶらりと行って、技術的な情報やニュース、新しいガジェットから食った美味いものまで、ざっくばらんに話題持って話しに行くとそれらから話が膨らんだりして実験仕事になったり、考え方の交換になったり、飲み会の計画になったりと話が膨らむ。
また、仕事上での連絡、特に悪い報告や情報でも遅滞なく受けてくれて、大抵のその場で解決や方針などが決まる。
 
・感謝の言葉がある
何かにつけて「ありがとう」と言ってくれる。これは誰に対しても同じ。逆に恐縮してしまうこともしばしば。
 
これらが総合して「信頼されている感」が形成されて、以前に比べて能動的に仕事に取り組めている感じ。やっぱり上司って重要なんだなぁ、と思っている最近です。