自宅インターネット接続の「IPv6プラス」化

はじめに

一時期から、自宅のネット接続(光)が途方も無く遅くなっていった。平日の昼間などはまだマシ(3MB/s程度は出る)だが、夜間休日はスマフォのテザリングのほうが余程早く、KB/sに落ち込む始末。それでもちょい使いぐらいには支障が無かったので長らく放置していた。がアップデートや大きめの音楽データなどのダウンロード、動画の視聴にはとても不便でになった。大体パケットロスが常時25%あるネットワークってどうなのよ?って状態。

そんな中、とあるネトゲ(FF14)を再開した嫁が「これではマトモにプレイ出来ない」と一念発起。せっせと手続きを進めていった。ちなみにプロバイダーはBiglobeで回線はフレッツ光Nextの環境。これを6to4接続っぽい「IPv6プラス」に接続変更するのが目標。

最初の壁

申請するのにNTTのIDとパスワードが必要なようだが、これが見つからない(笑)。まずはNTTのサポートセンターに電話をして、これらを取り寄せる所から。聴いた所によると、流石に本人確認は厳しかったらしいし、繋がるまでに数十分は待ったとのこと。ものの数日で情報はきっちり届いた。

IPv6接続サービス」の罠

情報が揃ったので意気揚々申請し、ものの翌日には完了メールが来ていた。しかし何か様子がおかしい。IPv6のPPPoEは繋がらない。しかしネットワークインタフェースを調べてみるとv6アドレスが振られている節もある。 BBルーターで接続しているのが悪いのかと思い、メインで使っていたルーターはブリッジ接続に格下げし、NTTのCTUかをメインに使用するようにネットワーク構成を変更。しかしこれでも相変わらず。 IPv6ネイティブで接続出来るサイト(Googleとか海外サイトぐらいだけど)は速いが、その他はまるで変わらず。 「やっぱり対応ルーターじゃないとダメなのかな?」と新しいBBルーターを注文した。……

が、色々行った翌日に嫁様が色々調べていてふと気づいた。 「これ、IPv6接続で、IPv6プラスじゃない!」 どうやら申込みページの誘導が色々錯綜しているらしく、ネイティブ接続の方に申し込んでいたらしい。

気を取り直してIPv6プラスを改めて申し込む

今度は慎重に再度接続サービスを申込み。これも、ものの翌日にはさっさと切り替わった、仕事早い! 予定通りCTUのPPPoEランプが消えている。試しに色々ダウンロードしてみると、自分のMacからは無線LANの上限スピード理論値近くの速度で接続出来る。その他の機器からも早くなっているのを確認し出来た。実に快適!なお不要となった新規購入ルーターAmazonさんに返品直行(すいません、ヤマト運輸さん)

あれほどラグっていたFF14も非常に快適にプレイ出来るようになった模様。めでたしめでたし。

終わりに

やはりネットワークは人間的な速度が良いですね(笑)。今の所使用しているデバイスで、特に問題は起こっていません。骨を折ってくれた嫁様ありがとう。

他のプロバイダーでも類似のサービスを行っている所もあるらしいので、固定IPサービスなどが不要の方は試してみては? しかし、早く v6ネイティブ接続普及しないかなー